特養で求められる人材とは?面接でリハ職が採用されるための最強アピール術

「特養の面接って何を聞かれるかな?」

「どう答えたらうまくいくかな?」

特養と病院では、求められる人材が異なります。

結論、特養で求められるのは、

多職種と協力して問題解決ができる人

本記事では、特養の採用面接の攻略方法について例文を用いて解説します!

私は特養で理事を兼任する理学療法士なので、より具体的で現実的な攻略法を紹介できるかと思います。

もし、分からない点があればエックスのDMで質問も受け付けています♪

この記事の著者

特養で花開いたPT

Bすけ

プロフィール

ダメ出しばかりくらい続けた病院から逃げるように転職。転職先の特養では理事を任されるまでに! 働く場所が人の価値を決めるのだと実感。PT・OTが価値を見出しやすい特養の魅力を発信しています!

特養で「多職種と協力して問題解決ができる人材」が求められる理由

悩むPT
悩むPT

「多職種と協力して問題解決ができる人材」ってありきたりじゃない?

Bすけ
Bすけ

たしかにどこでも必要とされるけど、特養では重視される度合いがかなり大きいよ。

特養と病院の採用面接では、アピールすべきポイントが異なります。

その理由は、以下の特養と病院の違いにあります。

リハ職に求められる役割が違う

病院の役割は、患者さんを良くして可能な限り早く退院させることです。

患者さんも、早期の退院を望んでいます。

そのため、治療スキルの高い人材が求められることが多くなります。

反対に、特養は生活の場であることから、利用者さんにより良い生活を提供することが使命です。

リハビリ職とはいえ、症状が固定化された利用者さんの機能向上は望みにくいのが現実。

そのため、リハビリだけに拘らず多職種共同で様々な視点からアプローチできる人がより求められます。

私は回復期病院を3年経験したのちに特養に転職しました。

そんな私でも、特養で働いて6年間、治療スキルの低さで困ったことは一度もありません。

それくらい、特養と病院では求められる役割が異なります。

採用担当者の職種が違う

特養の採用面接では、リハビリの知識をもつ人はいません。

なぜなら、特養のリハ職は基本ひとりだから。

多くの施設で、採用を担当しているのは事務長や副施設長です。

つまり、リハビリに関する経歴や成果は理解されにくいと言えます。

求職者
求職者

脳卒中と呼吸器の認定理学療法士をもっています!

採用担当
採用担当

どれくらいすごいの?

うちでどう活かせるの?

反対に、病院ではリハビリ部長や主任が採用面接に同席することがほとんど。

そのため、経歴やスキルのアピールは確実に評価されます。

では、特養の採用面接では何をどうアピールすべきか?

次の項で詳しく説明していきます!

【例文で解説】アピールポイントを面接に落とし込む具体的な方法

特養の面接で聞かれる項目は以下の5つが基本。

①自己紹介(PR)

②現在の仕事内容と役割

③志望動機

④転職理由

⑤逆質問

聞かれることは、特養でも病院でも一般企業でも大きく変わりません。

8割から9割が上記のような質問内容になります。

すでに説明したように、面接では「多職種と協力して問題解決が行える人材」だとアピールする必要があります。

そのアピールができる質問項目は以下の3つ。

各質問に対して、アピール方法を例文を用いて紹介します!

①自己紹介(PR)

自分の経験やスキルが、特養でどう活かせるかをアピール!

例えば、

私は3年間、急性期病院で患者さんのリハビリを行ってきました。

特に、リスク管理を得意としており医師や看護師と情報を共有しあい、危険予見から急変や転倒を防いできました。

特養でも、介護士や看護師とともに利用者さんの転倒や病気の予防につなげたいと考えています。

注意:過去の肩書や数字だけを並べない!

②現在の仕事内容と役割

現在の仕事での具体的な実績をアピール!

例えば、

回復期病院で働いて4年目になります。

現在は、病院内の栄養サポートチーム(NST)の役割を任されています。

会議の場以外でも各職種と頻繁に情報交換を行い、高速でPDCAサイクルを回すことを意識していました。

その結果、チームの協力や先輩のサポートのおかげもあり2年連続で褥瘡ゼロを達成できました。

注意:自分ひとりの功績だと自慢しない!

③逆質問

逆質問とは、面接の最後に面接官から聞かれる「何か質問はありますか?」のこと。

特養で働きたい意欲をアピール!

例えば、

特養ではリハビリの収益性が低いと事前に調べて分かりました。

そこで、私はリハビリだけでなく他の面でも施設に貢献したいと考えています。

例えば、転倒事故を減らすことです。

介護士や看護師など他職種がそれぞれの分野でアイデアを出しあう機会をたくさんもちたいと考えています。

その他に、〇〇さんが理学療法士に求めることはありますか?

逆質問のため、自分の意見を長々と述べない!

【まとめ】特養で求められる人物像に合わせたアピールで内定を勝ち取ろう!

特養で求められるのは、「多職種と協力して問題解決ができる人材」です。

利用者さんの機能向上が望みにくい特養では、個のスキルよりも協調性が必要です。

面接で聞かれる質問項目のうち、以下の3つで協調性をアピールしましょう。

それぞれ回答例を用意しましたが、自分のリアルな体験をもりこむことが大事です。

もし、自分なりの回答が思い浮かばない場合は相談にのります。

「エックス」もしくはブログ内のお問い合わせより質問ください!

Bすけ
Bすけ

特養で働く仲間が増えることを願っています♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA