【理学療法士3年目の転職】年収・働き方を変えるためにした決断の是非を語る

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新卒で入職した回復期病院での3年目の10月、私は転職活動を開始しました。

2ヶ月後の12月には内定をもらい「特養」への転職を決意。

3年目での転職となると、そんなに珍しい話ではないかと思います。

しかし、私の場合は同職種の先輩も後輩もいない「ひとり職場」への転職。

正直、3年目という経験未熟ななかで勇気ある決断をしたと自分でも思います。

本記事では、3年目での転職の是非について経験談をもとに紹介します!

この記事が、転職に迷っている人の判断材料になれれば幸いです。

この記事の著者

特養で花開いたPT

Bすけ

プロフィール

ダメ出しばかりくらい続けた病院から逃げるように転職。転職先の特養では理事を任されるまでに! 働く場所が人の価値を決めるのだと実感。PT・OTが価値を見出しやすい特養の魅力を発信しています!

理学療法士の私が3年目で転職するまでの経緯と転職を決めた理由

専門卒業新卒で回復期病院へ入職
1年目病院内の急性期・回復期・維持期・訪問を経験
2年目正式に回復期病棟へ配属
3年目10月転職活動開始
3年目12月特養への内定決定
3年目3月退職
4年目4月特養に入職

新卒で回復期病院に入職した理由は2つ。

・病院で幅広く学びたかった

・自宅から近かった

「病院」「家から近い」という条件に沿って求人を探した結果、候補は3つだけ。

特別に興味のある分野もなかったため、いちばん近い回復期病院に決定しました。

回復期病院を3年で退職した理由は2つ。

やりがいを感じられなかった

病院は教育に力を入れていて、成長できる職場でした。

しかし、どんなに成長してもやりがいは感じられませんでした。

なぜなら、強制的に成長させられていたから。

教育熱心なのはありがたいけど、成長に目を向けてもらえない職場でした。

短所ばかりに目を向けられ、常にあら探しをされているような感覚。

週1ペースの症例発表は退職するまで3年間も継続。

業務後に、急にリハ室に呼ばれ課題を出されることもしばしば。

先輩①
先輩①

歩行介助の重心移動を習得して!期限は1か月ね!

先輩②
先輩②

血圧・体温・SAT・呼吸数の関連を頭に入れてきて!1週間後にテストね!

これだけ課題をこなしていれば、確実に成長はしているけど認めてはもらえない。

Bすけ
Bすけ

優しい先輩もたくさんいたけど、トップがこんな感じだとキツイ!

短所ばかりを指摘されるため、自己肯定感は下がるいっぽう。

プライベートでも仕事のことが頭をよぎると「明日も仕事かー↓↓」と憂鬱な気持ちに。

Bすけ
Bすけ

やらされてるだけで、やりがいはゼロ!

これが1つ目の退職理由。

昇給額が低すぎて将来が不安になった

昇給額基本給調整給総額
1年目750円250円1000円
2年目900円300円1200円

半強制とはいえ、事故研磨を重ねてきたのに給料に反映されない。

Bすけ
Bすけ

1年での私の成長は1,000円ってこと!?

・強制的なPT協会への入会

・業務後の地域勉強会への強制参加

・休日も地域交流会へ強制参加

プライベートも、金銭面もこれだけ費やしてきたのに・・・。

スキルが給料に反映されないのはPTあるあるかもしれない。

それでも、学生時代の友人と比べてこの昇給額はあまりにも低い!

Bすけ
Bすけ

このペースの昇給じゃあ、家族に我慢を強いる生活をさせることになる!

ありがたいことに成長は十分にさせてもらえていたため、スパッと転職を決意しました。

3年目で「ひとり職場」への転職は正解だった!

・3年という未熟さで転職して大丈夫?

・短期間での転職って印象悪くない?

転職のタイミングについては多くの人が疑問や不安を抱いているかと思います。

しかし、3年以内に離職している人は意外と多くいます。

厚労省が公表しているデータによると、新卒で3年以内に離職している人は34.9%

医療・福祉の業界に絞ると41.5%

医療・福祉業界は離職率の高い産業の第5位となっています。

宿泊業,飲食サービス業56.6%
生活関連サービス業,娯楽業53.7%
教育,学習支援業46.6%
小売業41.9%
医療,福祉41.5%

※厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」

Bすけ
Bすけ

でも、早い退職にはリスクもあるよ!

1年や2年での退職となると、転職活動が不利になるリスクがあります。

「どんな仕事でも3年は続けるべき!」

こんな言葉をよく聞くかと思います。

20代・30代の人は「もうそんな時代じゃない」と思うかもしれません。

しかし、世の中の人事担当者はどうでしょう?

40代~60代の担当者の多くは、「3年は続けるべき」という風潮の中で育ってきました。

つまり、3年よりも早く退職すると転職が不利になる可能性も否定できません。

上記を考慮するとベストタイミングは、「3年目で転職活動を開始し4年目に新しい職場に移る」

実際に3年目の10月に転職活動を開始した私は、2ヶ月で内定をもらうことができました。

転職後もキャリアは順調で、3年目には「理事」を兼務させてもらえました。

もし、3年での転職が時期尚早だったら「内定」はもらえず、理事だってこんなに早く任されることはなかったはず。

この事実からも、3年での転職はベストタイミングだったと言えます。

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【転職先での待遇】給与は変わらないがタイムパフォーマンスが向上

・特養って年収が低そうじゃない?

・3年目の転職で給料を上げることできるの?

私の場合、年収は変わらず残業時間がなくなりました。

つまり、「時給が上がった」ということ。

私の転職前と転職後の給料と残業時間は以下のとおり。

職場年収残業時間
病院(前の職場)380万7,136円15〜18時間/月
特養(今の職場)388万7,193円0時間/月

そもそも、転職活動では年収アップを希望していませんでした。

転職エージェントに登録し、「年収が下がらないこと」を条件として求人を探してもらっていました。

経験年数が低いほど、給与の高望みはできません。

だから、私の優先順位は「給与」より「やりがい」。

施設見学と面接にて、やりがいを感じられそうなことと残業がないことを確認でき入職を決めました。

Bすけ
Bすけ

結果、残業がなくなり年収は変わらず。

タイパを上げることができたよ♪

特養の給料や労働環境については以下の記事を参考にしてください。

【まとめ】理学療法士が転職するなら3年目がちょうど良いころ合い

医療・福祉の業界は離職率が高く、新卒3年以内に離職する人は41.5%

いっぽう、3年以内の退職は「忍耐力や根性がない」と見られてしまう可能性があります。

私は、3年目で転職活動を開始し4年目ぴったりで職場を移るのがベストタイミングだと考えています。

上記のタイミングで転職した私は、就職先に困ることはなく2ヶ月で内定をゲット!

年収は変わりませんでしたが、労働環境をよくすることができました♪

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特養で理学療法士が働く魅力を以下の記事にまとめています。

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